ダッチオーブンでキャンプ料理
ゴールデンウィーク前半戦の3連休は、信州八ヶ岳の山荘で過ごしました。
毎年よく来ているのですが、ここでの楽しみはコレ。
ダッチオーブンを使ったキャンプ料理を作ります。
実はこの黒い鍋はもう10年来の相棒。スッカリ油がしみこんで真っ黒になってます。
まずは定番のローストビーフを作ります。なじみの肉屋さんでモモ肉の塊1.2キロを仕入れてきて下ごしらえ。
そんなに高い値段の肉でなくとも、美味しく仕上がるのがダッチオーブンのいいところ。
常温に準備した肉塊に、粗塩と挽きたての黒胡椒をまぶして暫く馴染ませた後に、おろしニンニクを塗りたくります。
充分味が染み込んだところで、表面を焦げ目がつくまでオーブンで焼きます。
強火で熱したダッチオーブンに入れてゴロゴロ転がすように焼いていきます。
全体にしっかり焼き目がついたら肉を一旦出します。オーブンの中を木ベラでこすってきれいにします。ここでニンニクが残ってくっついていると焦げたニオイが取れなくて肉が煙臭くなってしまうので注意。
その後、オーブンに入れてしっかり蓋をして弱火で約40分。熱しすぎてはいけません。
焼き上がりは金串をさして肉の中の温度を確かめます。中まで熱くなってしまったら焼きすぎです。ただの焼肉の塊になってしまいます。
肉の中心にあたる部分の金串が、暖かく感じるぐらいがちょうど良いです。
焼きあがったら直ぐに食べても結構ですけど、ここは暫くガマンしたほうが味が落ち着きます。アルミホイルで包んで粗熱をとり、冷蔵庫に一晩しまっておきます。
肉の中の肉汁が落ち着いてジューシーなローストビーフになります。
さて、翌日アルミホイルの中に染み出た肉汁を別のお皿にとっておき、バターと小麦粉とコンソメを使ってソースを作ります。
小麦粉をバターで炒め、コンソメスープでのばしたところへ肉汁投入。肉の香りがたっぷりのグレービーソースのできあがり。
付け合せのクレソンが手に入らなかったのですが、ちょうどワサビの花があったので添えてみました。
クレソンと違って苦味が少なくて、ほのかな辛味が結構あいます。
しっかりとタンニンの苦味の利いたフルボディの赤ワインをあけて、心行くまでローストビーフの味わいを楽しみました。最高でした。
・おまけ-1
ダッチオーブンを使って釜飯プリンをデザートに作りました。
駅弁「峠の釜飯」はお釜の形をした益子焼の容器で有名ですが、捨てるに捨てられずに取って置いてあったので再利用。
大き目のダッチオーブンで釜ごと湯煎して釜飯プリンの出来上がり。
生クリームをホイップして乗っけました。一つで3人前ぐらいのメガプリンになります。
・おまけ-2
こんなアウトドアムードたっぷりの山荘ですが、実は部屋の奥にこんな棚が。
もうやることもないだろうAHクラシックスや、当面やるつもりのない懐かしいゲームを保管してもらってます。
今や一生かかっても全てのコマを切り離す事すら難しいでしょうけど。
今回もいくつか自宅に持って帰りました。いつになるかはわかりませんがプレイできたらまたブログで紹介します。
でも改めてよく見ると同じ箱が2つあったりしてますね。
ちゃんとリスト作らないと・・・。
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